中年女が中国で暮らすって!?

中国に関心も興味もなかった中年女が突然中国で暮らし始めました。

お金の移動、わたしは半分失敗しました。

 

  2007年当時、わたしはCiti Bankに口座を持っていたのですが、そこでUSDのトラベラーズチェックを発行していただき、広州市のCiti Bank窓口にて人民元に両替したのです。ところが、この方法は良いのか悪いのか判断がつきませんが最善策ではないと思います。

 

  一番困ったのは一日に両替できる金額がUSD500までであったことです。当時授業料が8000元でしたので、納付するにはUSD1000以上両替しなければなりません。結局2、3度Citi Bankに足を運び両替しました。ちなみに、華南師範大学からはそれほど遠くなかったですし、混み合う銀行ではないため大変な労力だというわけではありません。しかし、日本円を米ドルに替え、さらに人民元に替えることで手数料は割とかかったのではないかと思います。その2点を考慮すると最善策ではないような気がします。

  

  トラベラーズチェックはたくさん用意していたわけではなく、生活費は主にCiti Bankの口座から引き落としていました。Citi Bankの銀行カードを現地のPLUSマークがついたATMに入れれば引き落としが可能です。

Citi Bankは中国語で“花旗银行”と書きます。広州市では街中でちょくちょくATMを見かけます。このATMであればPLUSマークがついていますので、他の国際カード利用での引き落としも可能なはずです。

 

※Citi Bankは現在日本において個人業務から撤退し、SMBC信託銀行が業務を引き継いでいます。

 

  当時はCITI BANKの銀行カードで引き落としできなかったら大変だと考え安全策としてトラベラーズチェックも用意していったわけですが、現代においてはほぼ必要無いと思われます。ただ、国際銀行カードが用意できない等事情があるときは方法の一つではあります。