中年女が中国で暮らすって!?

中国に関心も興味もなかった中年女が突然中国で暮らし始めました。

華南師範大学に語学留学した

 

 

  中国の大学は1年間に2学期あります。

第一学期は9月から1月初旬まで。1月初旬から2月末までは冬期休みとなり、第二学期は3月から7月初旬までです。7月初旬から8月末までは夏期休みとなります。

  前回広州を訪れたのが5月でしたから、9月の新学期が始まるまで入学手続きをしなくてはなりませんでした。

 

 

どうやって華南師範大学に入学したか?

 

  中国に語学留学する日本人の多くは大学同士の交換留学か日本で留学斡旋しているエージェントを通しての申し込みを利用すると思います。

実際、華南師範大学では交換留学生がほとんどの割合を締め、その次に多いのが駐在員婦人(駐妻)さんです。エージェントを通しての申し込みの方は一人だけ出会いました。

 

  わたしの場合はそれらのどれでもなく、華南師範大学のウェブサイトから申し込みました。

調べたところ、今もウェブサイトがありました。むしろグレードアップして当時よりたくさんの情報があります。当時は無かった日本語サイトもあります。

 

 

華南師範大学ウェブサイト(英語)

http://english.scnu.edu.cn/

 

華南師範大学語学生費用(日本語)

http://cicgz.scnu.edu.cn/cicweb/828

 

 

わたしは当時このウェブサイトの入学申請フォームから申し込みました。

 

 

  語学生の一学期あたりの授業料は2007年当時で8000元でした。現在は8600元で10年以上経っても600元しか値上がりしていません。物価が急上昇している中国において良心的ですね。

  外国人留学生は希望すれば留学生専用のワンルーム寮に入居できます。部屋は狭いものの、エアコンとベランダがついてなかなか快適でした。当時の費用は一ヶ月1500元、現在は2000元となっています。

一階には受付があり、専門の担当者が夜中以外は常駐していますので生活で困った事があればすぐに解決してくれますし、ヒマな時はおしゃべり相手にもなってくれます。

 

  

申し込みの注意点

 

  申し込み後大学側から返答が届き手続きをしていただけることになりました。ただ、その後質問をメールしても担当者から返事が届かなくなったのです。これは焦りました。ビザに関する質問でしたので、お返事をいただかないことには不安です。思い切って電話をしたところ、担当者は夏休みに入っているとのことでした。そうです。これは良くあることだと思うのですが、大学が夏休みに入る前に疑問事項は全て解決しておくことがベターということです。実際彼らは夏休み中たまに出勤して仕事をするのですが、それを知らないと不安で仕方ありません。

 

 

  華南師範大学では当時日本語ができる人はおらず、全て英語での申し込みでした。日本人が多い大学ではないので、今も日本語対応は無い可能性が高いです。敷居は高いですが、エージェントを通すより安くできると思いますのでセルフサービスで申し込みに挑戦してみてはいかがでしょうか?

  昔イギリスにホームステイした際もブリティッシュカウンシルが提供している情報を元に学校を選びウェブから申し込みましたが、申し込み段階から留学は始まっていると感じます。学校とのやりとりを通じ疑問が生まれ、それを自力で解決する経験は現地到着後もきっと役に立つと思うのです。